【ガンバレ福島!】津波被害と福島第一原発30キロ地点
2011年 05月 30日
東京へ戻って日常生活が再び始まりました。
こっちへ帰り時間ができると、さまざまな考えが過っています。
とりあえず私の見て感じたことを発信します。
出発が平日だったのでETC深夜割引40%を目当てに
3時出発で首都高に乗り、4時を過ぎる前に常磐道に乗りました。
地震による路面状態の悪さを聞いていたので
結構ドキドキします。
東京はGパンと革ジャンで暑い位だったのでそのまんまの恰好で行ったら
結構寒くてレインウエアで防寒しないと走ってられませんでした。
常磐道友部SA。昨年12月にも来ましたが工事が終わって綺麗になってました。
朝早すぎて人がいない...。
ぴかぴかのトイレにはつばめさんたちが飛び交っていました。
こんな看板も。茨城も被災地なんだよなぁ。
本日のスパイダーくん。荷物満載も意外といけました。
茨城を抜ける頃にはだんだんと路面が悪くなってきて
交通量が全くなく見通しのいい道路の白線はがたがたに歪んでいました。
バイクだとしっかり路面状態を見ていないとギャップに飛んじゃいそう。
そんなわけで100キロも出さず安全を意識して走りました。
途中からは交通量がぐんと増えました。
どうやら復興活動のために自宅などから出動する人たちが
かなり多くいるようです。
悪路をびゅんびゅん飛ばしていきました。
AM7:00.目的のICへ到着。合流の時間に早すぎてしまうの
目的地は山側なのですが、まずは海側へ向かいました。
一般道は自動車道より更に酷い路面。
修復はされていますがそれでもギャップはもちろん亀裂もあちこちにあります。
橋とのつなぎ目がかなり大きいギャップで慎重に越えました。
四倉へ到着。
道の駅四倉
少しは手が入って一部営業も再開した様子ですが
まだまだ津波被害がそのままでした。
TVやネットで見るのと実際見るのとはやはり違います。
2か月以上経過してこれ。
被災地としてはこれでもいいほうなのですよね。
もっと酷い民家もありましたが不謹慎な気がしてカメラを向けることができませんでした。
それでも道路を挟んで向かい側では新しい建物を建てている最中。
さらにリニューアルオープンした食事処もあって、着々と再建に向けて
動き出した街のエネルギーに少しほっとしました。
この後はまだ時間があったので国道6号を北上し...
福島第二原発前を通過。
第一原発の作業員の方々が寝泊りしているJビレッジ前を通過。
この辺りまで来ると防護服を着た人が乗った車両や
自衛隊の車両だらけでピリピリした雰囲気でした。
結局、原発30キロのゲート前まで行ってしまい慌ててUターンしました。
向こうがゲートです。この先の道路は地面が半分崩落していました。
若干野次馬か?!と思いましたが...
5日間自分が活動する場所がどんなところに位置しているのかを
感じるためには見に行けてよかったと思います。
この後は福島第一原発20キロ圏内から救出された
犬たちがいる施設へ向かいました。
痛々しい・・・。
福島県南部もかなりの被害だったんだね、知らなかった。
そんな中で少しずつでも復興に向けて
立ち上がっていると聞くと少し安心します。
みんなが自分で出来ることを少しずつ・・・。
応援続けていこう!って思った。
それを考えると怖いというよりも、なんだか悲しくて悲しくて。
1日も早い復興を願うばかりです。
なんだか被災地以外では早くも平和ボケし始めちゃってる感じがするけど、みんなで心を合わせて頑張って行かなければね。
車がぐっちゃりは結構うっときたよぅ。
三陸辺りの被害があまりに甚大なので
それ以外の地域はほとんどニュースになっていなくて
私も行ってみて初めて知りました。
そうたんなる復興なら案外早そう。
でも原発30キロちょっと圏内だからどうかな..
かなり車通りは多かったですよ。
そうなのよ!平和ボケ。
うちの職場なんかでも放射能ネタが笑いになってる!!
いらっとくるのよねぇ(><)
私が無関心でいられるくらい
早く本当の平和な日本に戻ってほしい(T_T)